営業職にやりがいを感じて従事している人もいれば、ノルマやクレーム対応に疲れて他の職種に転職をしたいと考える人もいるでしょう。
どうせ転職をするのであれば、営業職で培った経験やスキルを少しでも活かせる職種を選んだ方がいいとは思いませんか?
また、営業職に不向きな人もいれば本当は向いている人が他職種へ転職してしまい、後悔する場合もあります。
今回は、営業からの転職でおすすめの職種を紹介いたします。
・延べ600社以上の企業の営業担当として従事する
・面接官として1,000人以上と面談
・5,000人以上の新卒学生をサポート
※人材業界で10年以上働いた経験、知識を踏まえて解説します。
他職種への職種変更(キャリアチャンジ)は早いにこしたことはない
まず、前提として職種変更をするのなら少しでも早くすることをおすすめします。
どのような職種であっても仕事の中で培ってきた経験やノウハウは重要な要素の一つになります。
だからこそ、職種変更は年齢が上がるほど厳しくなってしまうのが事実です。
【おすすめの他職種①】人事(人材教育部門・教育担当)
人事部門は採用活動や社内教育で色々な人とのコミュニケーションが必要な職種です。
そういった観点からも営業職と共通点が多い職種と言えるでしょう。
また、営業職を採用する企業が多いことから、実際に営業経験があることは必ずプラスになることでしょう。
【おすすめの他職種②】企画部門・マーケティング部門
営業職でもっとも付加価値が高い営業スタイル(営業方法)が課題発見・解決型です。
→営業職の種類(営業対象と商材)と営業スタイル(営業方法)を把握することが重要 > 営業職のスタイル(営業方法)
これは、分析や提案力が求められる企画部門・マーケティング部門と共通している部分が多くあります。
また、元々やっていた営業内容に関連する同職種の企画部門・マーケティング部門であれば、更にあなたの経験やスキルを活かすことができる可能性が高くなります。
【おすすめの他職種③】IT(エンジニア・プログラマー)
IT系職種のエンジニアやプログラマーは、専門的な知識や技術が必要不可欠な職種です。
一見、営業職とはほど遠い職種のように思われがちですが、営業職から転職する人が多くなっています。
これは、技術者とはいえ、職務の中でお客様や同僚などとのコミュニケーションが大切な要素の一つであり、営業職で培ったコミュニケーション能力を活かすことができます。
また、IT系職種のニーズが高く、近年人材不足な背景から未経験者でも転職ができる可能性が高い職種です。
【まとめ】営業職の経験を活かし、納得のいく転職を。
今回は、営業からの転職でおすすめの職種を紹介しました。
とはいうものの、なぜその職種に転職を希望するのかをしっかりと考える必要があります。
また、本当に営業職がだめなのかを再度考えて下さい。
そのうえで他職種へ転職をするべきだと決断できたのなら、あなたの営業職での経験やスキルを整理し、希望職種のどの部分に活かせるかを把握して、転職活動に活用しましょう。
あなたの年齢や経験に合わせた転職エージェントに登録し、相談することもおすすめします。