営業職とひとくくりに呼ばれていますが、実際には色々な対象(顧客)と商材(商品やサービス)やスタイル(営業方法)があります。
一部の厳しい営業手法がクローズアップされ、それが営業職の業務イメージとして一人歩きしている部分もありますが、他の職種と同様に様々な種類やスタイルがあります。
営業職を選ぶのであれば、どういった営業に従事するのかをしっかりと把握することが重要です。
・延べ600社以上の企業の営業担当として従事する
・面接官として1,000人以上と面談
・5,000人以上の新卒学生をサポート
※人材業界で10年以上働いた経験、知識を踏まえて解説します。
営業職の種類(営業対象と商材)
営業の種類は、大きく3種類に分けて考えればいいでしょう。
①「個人」を対象とした営業と「法人(企業)」を対象とした営業があります。個人向けの営業をBtoC(Business to Consumer/Customer)、法人向けの営業をBtoB(Business to Business)とも呼びます。
②実際に形ある商品を扱う「有形商材」、形のない商品(サービス)などを扱う「無形商材」に分けられます。
③付き合いのない個人や法人(企業)に入っていく「新規営業」、取引がある顧客に継続的かつ新たに商材を購入してもらう「既存営業」があります。
あなたの性格や特性と照らし合わせてどのた対象と商材が向いているのか考えてみてください。
営業スタイル(営業方法)
時代の変化に合わせて営業のスタイルも移り変わっています。
インターネットの普及により、商品やサービスの情報を簡単に手に入れやすくなったこともあり、顧客の購買方法が変わり、営業に対する要望も変化しました。
その影響もあり、営業に求められる提供価値のレベルも上がっています。
最初は御用聞き営業でもかまいません。
知識や経験を踏み重ねることで、より付加価値の高い営業スタイルに移行していくことが大切です。
現在のあなたの能力でどのスタイルが向いているかを客観的に判断してみましょう。
【まとめ】営業職に転職するのであればどういった営業なのかを知る必要がある
ひとくくりで営業職と言っても、色々な営業対象と商材・営業スタイルがあり、働き方が違います。
営業職の種類をしっかりと理解し、自分に合ったスタイルに従事することができれば、あなたの天職に十分なりうる可能性があります。