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【40代】年齢が高くなるほど転職が厳しくなる4つの理由

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一昔前までは、「35歳を過ぎると転職ができない」など、言われていましたが、最近では、40歳を過ぎた人でも転職に成功しています。

とはいうものの、実際に年齢が高くなればなるほど、転職が難しくなってしまうのが現実です。

では、なぜ年齢が高くなれば転職難易度は上がるのでしょうか?

今回は、厳しくなる4つの理由を紹介いたします。

さるごりの人材サービス業での実績

・延べ600社以上の企業の営業担当として従事する
・面接官として1,000人以上と面談
・5,000人以上の新卒学生をサポート
※人材業界で10年以上働いた経験、知識を踏まえて解説します。

既存社員の後輩・部下が年上になるから

日本は年功序列の風習が根付いています。

小・中・高・大学と教育を受けていく中で、

「目上=年齢や階級・肩書などが自分より上の人」

と習ってきました。(実際に目上の意味を辞書で調べてもそう記述されています。)

そういった観点から、中途採用で入社した後輩が年上だと気を遣ってしまう人も少なくはありません。

したがって、社内での人間関係を円滑に回すためにも年齢が高くなるほど敬遠されがちです。

柔軟な対応ができない可能性が高いため

年齢が高くなるにつれ、経験値の蓄積がある反面、学習能力、瞬発力は低下してします。

経験値が必要な仕事であれば問題ありませんが、様々な仕事を経験させて、将来会社にとって必要な人材にしたい企業などであれば、若くて柔軟性のある人を採用したがることはごく自然な考えです。

幹部としてなど、経営的なセンスがあれば他業種への移動もできますが、年齢が高いだけの人は他業種はもちろん、他職種の転職も難しいでしょう。

突出したスキル(資格)や実績をもってないため

年齢が高くなるほど、間違いなく即戦力として求められます。

他の転職希望者以上の能力が判断できるものが提示できていなければ、書類選考で落ちてしまいます。

転職成功には人間性も大切ですが、それをアピールできる面接にもたどり着けません。

日系企業が多いため(外資系企業だとあまり関係がない)

日本国内の企業のため、当たり前のことですが、日系企業が多いです。

大手日系企業を中心に新卒で一括採用をして育て、定年退職まで勤める文化があります。
近年では、中途採用もスタンダードになりつつはあるものの、まだまだなのが現状です。

また、40代からリストラをしている会社も少なくなくなっております。

そういった中で、年齢が高い人が大手日系企業に転職することが難しいのは明白です。

中小日系企業も大手日系企業ほどではありませんが、簡単ではありません。

それに比べて、外資系企業はもともと新卒採用をして人を育てる文化がありません。
したがって、年齢も聞かれませんし、転職回数もあまり気にされません。
中途採用ニーズは日系企業より高く、年齢が高くても転職できる可能性があるのは間違えありません。

また、起業してまもないベンチャー企業なども会社の成長のための増員で転職採用ニーズが高いため、ねらい目です。

まとめ

どうしても、年齢が高くなるほど、転職が厳しくなってしまいます。

しかし、決してできないわけではありません。

厳しくなる理由をしっかり把握し、希望転職先の内定を勝ち取りましょう。